グランド・ツアーによるモデルXの評価

去年、Top Gearはテスラが嫌いという話をしましたが、先日アマゾンプライムでついにモデルXのエピソードが公開されました。

ロードスター騒動から10年、当時はEVの性能もまだまだで、Top Gearでは面白おかしくこき下ろす台本が用意されました。しかし今やモデルS P100DLにゼロヨンで勝てるのはごく一握りのハイパーカーだけとなり、生産品質も格段に向上したため再びジェレミー・クラークソンと対峙することになりました。

あまりネタバレしたくないので詳細は本編(http://amzn.to/2CfJfIa)をご確認いただくとして、結論だけ申しますと「不完全燃焼」です。モデルXの弱点といえば

・ ファルコンウィングドアが開かない、誤作動する、壊れる
・ サーキット走行をするとすぐにバッテリーがオーバーヒートする
・ オートパイロットが誤作動する、消防車に追突する

あたりを攻めてくるのかと思えば、そんな事には一切触れず「あれが素晴らしい」「これが素晴らしい」とべた褒めです。そして最後に「価格が高い」というよく分からない欠点を挙げて締めくくります。上記の3点であれば、テスラコミュニティーも必死になって反論しないと思うので堂々と「モデルXにはまだこのような欠点がある」と言ってほしかったですが、炎上を避けて無難にまとめた感じがします。

コーナーの最後に、例のコースで1:29.06を記録したと言われていますが、モデルXのP100Dって1分半も全開走行できましたっけ?私のS 90Dだとすぐに出力が低下しそうなんですけど… オーナーの方、ご存知でしたら教えてください。

GrandTourS2E101
(Photo credit: Amazon)

ハモンド(チビの人)は過去にモデルSのレビューをしていて「そのうち我が家でも買うかも」と褒めており、メイ(運転が遅い人)はBMW i3を所有し、EVやハイブリッドを推奨しています。そろそろクラークソンもEVの世界に足を踏み入れるのか!?

GrandTourS2E102.JPG(Photo credit: Amazon)

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