モデルSも発売から5年が経過し、色々なコーチビルダーが想像力を活かして様々なバリエーションを制作しています。
例えばアメリカの西海岸にはニューポート・コンバーチブル・エンジニアリングのような、どんな車でも屋根をぶった切ってオープンにする会社があり、モデルSもコンバーチブルやクーペを制作しています。
(Photo credit: Newport Convertible Engineering)
一方、イギリスではオープンカー需要はそれほどなく実用性のほうが求められるため、ステーションワゴンが人気だったりします。イギリスに住むフィル・ヘイトンさんは大型犬を飼っており、彼の所有するP90Dのリアに3匹の愛犬が入らないため、思い切って屋根を延長することに。
動画を見ると分かるように、単にファイバーやパテで無理やり形にするのではなく、3Dプリンターでモデルを起こして
カーボンファイバーを使って強度を保ち、
(Photo credit: Fully Charged/QWEST)
長く乗れる車を作っています。レースカーを手がけるエンジニアのジムさんならではのこだわりですね。
動画はまだ完成形ではないですが今年中にお披露目されるのではないかと思われます。ちなみにこれはワンオフではなく量産型なのでお願いすれば制作していただけます。ご興味のある方は翻訳アトリエまでご相談ください。
また、ロンドンに拠点を置くオランダのデザインスタジオでもシューティングブレイク構想が持ち上がっており、先日イメージ図が公開されました。先程のジムさんは空力や強度など計算していましたが、こちらはただの夢物語かもしれませんね…
この他に霊柩車やリムジンなども世の中に存在するようです。
(Photo credit: RemetzCar)
(Photo credit: Big Limos) これ、バッテリーも増量できないんですかね。。。
モデルSもそろそろモデルチェンジの時期に差し掛かっているので、ライバルのBMWやベンツに負けないよう次期モデルSにはワゴンやクーペ等幅広い選択肢を用意してほしいですね。もちろん、先日発表されたロードスター2.0の200kWhバッテリーやメガチャージャー、完全自動運転、ライドシェアリング等も実装されることを願っています。みなさんはフラッグシップモデルにどんな機能が与えられると思いますか?
※1 アイキャッチ画像はPhoto Credit: AUTOWEEKです。