EVのメリットのひとつに、ほとんどメンテの必要がない事が挙げられます。オイル交換もないし、オイルフィルターも交換しない。エアクリーナーも換えないし、とにかく整備工場に立ち寄る用事がありません。しかもガソリンスタンドにも寄らないのでついついタイヤの空気圧も忘れがちです。
私も車を買ってから一度も空気圧のチェックをしておらず、先日インパネに警告が表示されました。車が「運転するな」と脅してくるから慌ててテスラに電話すると、「最近は朝晩冷え込むのでこのようなご相談を他にも数件受けております」とのこと。
現在テスラにお乗りの方はステアリングの左右どちらかのボタンを長押ししてみてください。
するとメニューが現れるのでタイヤのマークを選択
現在の空気圧が表示されます。
次に、運転席のドアを開けて指定の空気圧をチェックします。
モデルによって違うと思いますがウチの車は前後共に310キロパスカルのようです。
注意することは2点。
1) ラベルに書いてある通り、冷間時の空気圧なのであんまり走り回る前にガソリンスタンド等に駆け込んでください。私の車は数キロ走ったら2.5Bar→2.8Barになりました。
2) ラベルはkPa、インパネはBar、そしてガソリンスタンドはkg/cm2。日本仕様は全部kg/cm2に統一してくれー!ということで下記、Googleで変換しておきました。
早速ご近所のガソリンスタンドへ。お店の方には申し訳ないですが、揮発油の匂いでクッサイです。ちなみにテスラは知名度が低すぎて店員さんに「給油口はどっちですか?」と聞かれる始末。
上記の換算表通り、3.16kg/cm2まで空気を入れて、オジサンにお礼を言って、売上貢献のために自販機でお茶を買って出発。
これで一件落着ですが、季節の変わり目ごとにインパネを確認して必要に応じて空気圧を調整してあげてください。空気圧が落ちると燃費(電費)も実感できるほど落ちるので、そういった意味でも0.1kg/cm2ぐらい多めに入れてもいいと思います。
また、タイヤに窒素ガスを注入するのも良いかもしれません。効果は限定的とはいえ、効果がないわけではないのでこだわりたい方は是非試してみてください。私はメンテサイクルが更に伸びると信じているので窒素を入れようと思います。