EVに雷が落ちたら

テスラは完全自動運転を実現するために8つのカメラや高性能GPU等を装備しているため、他の車と比べてかなりデリケートなイメージがあります。そこで、もしテスラが雷に打たれたらどうなるかと思い、少しリサーチしてみました。

まず、一般的な車に雷が直撃した場合、中学校の理科の授業でも教わったように電流は金属の表面(外側)を伝って接地しますので、中にいる人には被害はありません。ただ、Googleの画像検索でご覧いただけますが、場合によっては車そのものは悲惨なことになるようです。米国落雷安全協会によると、無傷で済む場合から、配線やコンピューターが全て焼け焦げたりタイヤがパンクしたりするケースまで様々あります。

テスラの場合、雷の直撃を受けた記録は無いようですが、このような動画がありました。

これは2015年にオハイオ州のスーパーチャージャーで充電中に偶然撮影されたものです。ドライバーのSarah Dayさんによると、雷が近くに落ちたあと、彼女のモデルSに様々なエラーメッセージが表示されたとのことです。(充電電流低下警告やパーキングモード機能停止、12Vバッテリー電力低下、充電不良等)。嵐が去った後に車外に出て充電ポートを確認すると充電ランプは点灯しておらず、スーパーチャージャーのケーブルも抜けなかったそうです。車のタッチパネルは普通に使えたりして、影響を受けていないパーツもあったので車両が完全に死んだというわけではないようです。数台隣のスーパーチャージャーで充電していたオーナーは何事もなく発進したため、単にSarahさんは運が悪かったということのようです。

Sarahさんがテスラに事情を説明するとエンジニアは研究のために車両を無償で回収し、様々な部品を交換して1ヶ月ほど調査を行ったそうですが特に有意な発見はなく、本社からの公式な発表は行われませんでした。いずれにせよ、何か特殊な問題が発生したら手厚く対応してくれる姿勢はありがたいです。なお、他社事例になりますが日産リーフはこのようなこともあろうかと落雷実験もちゃんと行っていました。さすが日本企業、こんなニッチな試験まで行っているんですね。

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